Bonjour!
今回はパッケージツアーではなかなか行かない「世界最大の花き市場」と偶然出くわした観光農園「Tulip Experience Amsterdam」をご紹介します。
旅程表 2024年5月10日(金)
アールスメール花き市場
5月10日(金)は前日が祝日(キリスト教昇天祭)で市場のお休みに加えて、週末に母の日を控えている取扱量が非常に多い時期でした。
行く前に読んだブログでは「8時半頃になると花が少なくなる」とのことでしたが、その日は花の量が途切れることなく最後まで迫力と活気あるものでした。
季節やイベント開催の時期で花の取扱量が異なるんですね。
アールスメール花卉市場(Aalsmeer Flower Auction)は世界最大で、広さもおよそ200のサッカー場の面積に相当します。世界中から集まる花や植物が取引される中心地として知られています。
スキポール空港のほぼ隣に位置し、競の後は世界中へ輸出されますが、同時に世界中のお花も集まります。
毎日約2000万本の花が取引され、その年間売上は数十億ユーロに達します。
公式サイト:https://www.royalfloraholland.com/en/
市場への行き方と入場料
公共交通機関
アムステルダム中央駅から:地下鉄とバス(357,358番)で約1時間 (地図は平日朝7時到着で設定)
Aalsmeer, Floraholland Hoofdingangで下車。
ビジターセンター(The Visitors Centre/Visitor Auction)のすぐ近くに停車します。
車で行く場合:Royal FloraHolland Legmeerdijk 305, 1431 GB Aalsmeer (無料駐車場)
見学ルート上には所々にパネルが設置。(オランダ語、英語、フランス語、ドイツ語のみ)
あらかじめアプリをダウンロードして、QRコードをスキャンすると詳しい説明(ビデオもあり)も見られる。
- Google Play Store または Apple Store で izi.TRAVEL をダウンロード。
- izi.TRAVEL を開き、スクリーン左下のコンパスボタンをクリックする。
- ‘Aalsmeer’と検索欄に打ち込み ‘Tour Royal FloraHolland’を選択して開く。
小さな売店で売られているものは、アムステルダム市内のお土産やさんよりもお手頃!
6本セットのチューリップ(木でできているもの)も€7くらい。
お花の香りが漂うスピード感あふれる場内へ
場内へ入った途端にお花の香りが一気に押し寄せ、豊洲市場でも大活躍のターレーがお花を運んでいきます。
花の取扱量、ぶつかりそうでぶつからない何百ものターレーの運転捌きに注目。
50年前に祖父(野菜農家)がヨーロッパ視察先の一つとして訪問していたので、両親も感慨深く見学していました。
Tulip Experience Amsterdam(観光農園)
花き市場を後にし、デン・ハーグへ行く途中は「刈り取られた後のチューリップ畑」の中をドライブ。
閉園2日前のキューケンホフ公園はそれでも大混雑でしたが、その近くにうっすらチューリップ畑が!!
観光農園でこちらも閉園2日前ギリギリ。
近くの見どころ キューケンホフ公園
公園内には800品種以上のチューリップが植えられており、その色とりどりの花畑は圧巻です。
園芸業界の振興と花卉の普及を目的として設立され、オランダの花卉栽培業者が最新の品種を展示する場となっています。
公園の周辺を流れる運河を巡るボートツアーがあり、チューリップ畑を水上からも楽しめますよ。運河上のスケート標識も珍しかった記憶があります。
公式サイトはこちらから。
まとめ
アースメール花き市場は開場7時に合わせていくことをお勧めします。
早く行けば、花の取扱量も多いのでそれだけ迫力ある市場をご覧いただけます。
チューリップ畑のシーズンは例年4月上旬です。
日本の桜と同様、非常に短い期間限定の風物詩となっています。
キューケンホフやTulip Experience Amsterdam(観光農園)は咲く時期を少しずつずらしながら、約2ヶ月楽しんでもらえるように計画されております。
いつもお花いっぱいのオランダではありますが、一番いい季節を楽しんでくださいね。
Bon Voyage!